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共感覚における「色」と「文字」の関連付けは双方的

共感覚における「色」と「文字」の関連付けは双方的

B.Meier, N.Rothen
When conditioned responses “fire back”:Bidirecitonal cross-activation create
s learning opportunities in synesthesia
Neuroscience 147, pp569-, 2007


共感覚に関する以前のエントリーで、
「Tの文字が赤色に見える人は、赤色を見るとTが見えるのだろうか?」
という疑問を書きました。

上の論文は、この疑問に対する答えです。

「自然状態では”文字→色”の一方向でしか想起されないが
 双方向に “文字⇔色” が想起されることもありうる」

また、文字と色だけでなく、他の共感覚でも双方向に関連されうるだろう、ということも示唆しています。

fMRIではなく、皮膚コンダクタンスを用いて実験系を工夫していることに共感がもてました。




この論文とは直接関係はないものの、共感覚については思考実験をしてみるといくらでも疑問が浮かんできます。

・合成された文字はどのように見えるのだろうか。

たとえば漢字の「一」が赤、「二」が青に見える人は、「三」はどのように見えるのだ
ろう?
赤線が三つ?
上一本が赤で、下の「二」の部分が青?
それとも「三」自体が赤でも青でもない他の色?


・色は周囲の環境によって様相を変化させるが、共役する文字も変化するのだろうか。

青を見るとP、濃紺を見るとQが思い浮かぶ人は、
青を見ながら部屋の照明をだんだん暗くすると何が見えるのだろう?
見えている色が濃紺に近くなるからQになっていく?
それとも周囲の環境と比較した補正がかかってPのまま?


・共感覚によって想起されたものが、さらに別の共感覚を想起させることはないのだろうか。

たとえば

「Tの文字が青に見える」
「青を見ると【ファ】の音が聞こえる」
「【ファ】の音を聞くと数字の5が想起される」

という共感覚を同時に保有している場合、
Tの文字を見たときに頭の中では何が起こるのだろうか。

etc,



脳研究の現象論的なアプローチは好きではないと言っておきながら
読んでいる論文は現象論的なものが多いというこのヘタレっぷり。

ストーリーがわかりやすいのと、知らない用語がほとんど出てこないことが主因です。
要するにただの勉強不足orz
精進せねば。
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