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【BOOKS】『時間の分子生物学』

時間の分子生物学 (講談社現代新書) 時間の分子生物学 (講談社現代新書)
粂 和彦 (2003/10/20)
講談社



引用文献が書いていないので困ることが多いのですが、読み物として楽しめる本です。

以下、面白かった点のメモ。(カッコ内は感想)

・渡り鳥は、生物時計を使って方角を知ることができる。
日付と時刻と太陽の方角から『計算』している。

この鳥を部屋の中で飛ばし、電灯の位置を固定すると、この鳥の飛ぶ方向は1時間に15度ずつずれる。
これは、地球上で一定の方向を向いて飛び続けるためには、太陽の動き(1時間の15度ずつずれる)に対して飛ぶ方向を常に変化させる必要があるからである。

(これはすごい。ということは、渡り鳥は曇りの日は飛べないのだろうか?)

・実は、「人間の生物時計は25時間周期」説は確定していない
最初にこの「25時間説」を提唱した論文では、地下室の中で、自分の意思で明かりをつけることが許されていた。
この光によって生物時計が調整されていた可能性が高い。

つまり外部影響を完全に遮断したフリーランの状態ではなかった。

完全フリーランに近い報告は1999年にscience誌に発表されており、それによれば年齢によらず慨日周期はほぼ24時間で、個人差も30分以内であった。

(こんなふうに「思い込み」を排除してくれる情報が好き。しかし「光を当てると慨日時計が遅れる」のは妙に思える。太陽の光を浴びたらむしろ太陽の周期に合いそうなものだが)

・ナルコレプシー(活動中でも突如として睡眠に入ってしまう恐ろしい病気)は、単に「長く起きていることが難しい」だけでなく、「長く、深い睡眠状態でいることも難しい」病気である。
よって、治療薬として睡眠薬が処方されることもある。

(知人にいました、こういう人。その人がナルコレプシーだったかどうかはわからないのですが、とりあえず「いつでも寝ている」人でした。・・・ナルコレプシーとは違いそうですね。で、あまりにも睡眠時間が長いので医者に行ったところ、処方されたのが睡眠薬だったそうです。「飲むと永遠に起きられない気がする」と言って飲んでいませんでしたが)

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