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イギリスの『化学』事情と、シエラレオネの教育事情

イギリスで化学を専攻している友人が嘆いていました。

「最近では chemistry がマッドサイエンティストの代名詞みたいになっとる!

メディアで chemistryという言葉が出てくるのは『化学兵器 chemical weapon 』の時だけ!

抗がん剤ができたら『医療の目覚しい進歩 breakthrough in medicine』、

伝道樹脂ができたら『材料科学の進歩 advance in material science』、

高温超伝導の時には『低温物理学の研究 study of low-temperature physics』、

全部 chemistryやないか!!



一般に『化学物質 chemical』というと『食料に含まれている有害な添加物』というイメージがあるらしく、もしその化学物質が体に良いなら

“anti-oxidant” とか “preservative”とか、

とにかくchemicalという言葉を使わないように表現されている、と言っていました。


化学のイメージも落ちたものです。

そのうち 、biologyと聞けば「生命をもてあそぶマッドサイエンティスト」というイメージが出来上がったりするのでしょうか。




また、シエラレオネで教師をしていた人はこんなことも言っていました。

「彼らは教育を切実に求めていた。

でも教育を受けて資格を得ても、社会に就職口がなくて結局は無職である場合が多かった。

彼らにとっては村に戻ってまた農業をすることは『敗北defeat』だったため、職の斡旋をさらに難しくした


なんだか日本の博士・ポスドク問題を彷彿とさせました。

 教育は得たけど職はない。
 教育を生かせない職に就くのはプライドが許さない。

みたいな。


さらに続けて言うには;

「でも歴史が教えるように、革命っていうのは『教育を受けた無職』によるものが多い

フランスやロシアが好例だよね。

普通の農家はただ耐えるだけだけど、教育を受けると“野望と期待”が生まれてしまう。

だから、職の受け皿のない教育はむしろ社会を不安定にする。

シエラレオネも革命が起こるかもね」


革命!

日本人にはない発想です。

そういえばピューリタン革命も知識人によるところが多かったのかな。
(でも無職ではなかったような)

ということは、そのうち全国のポスドクが蜂起して・・・


そんなわけないか。



しかしなぜ教育のある彼らが「職を作る」ことができないのか不思議です。

そこまでのノウハウはないから?

だとすれば問題は教育の存在ではなく、教育のレベルが中途半端であることなのかもしれません。

日本のポスドクも、起業できるくらいのノウハウも一緒に教え込めば職が一気に増加して・・・


いや、そもそも『非アカデミア=敗北』という雰囲気の中では、非アカデミアである起業の分化なんて醸成しないのかも。
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