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【論文】日光を浴びると風邪を引きにくい?

日光浴をすると免疫力が向上する、という論文が発表されました。
(Sigmundsdottir H et al, Nature Immunology, 28 Jan 2007)


日光が皮膚に当たるとビタミンDが作られることは有名です。

本論分は、次のような機構により日光が免疫力を向上させるとしています。

1) 樹上細胞とT細胞が、日光によって作られたビタミンDを活性化する
2) 活性化されたビタミンDがT細胞を皮膚に引き付ける
3) T細胞が、皮膚でおこるダメージや病原体をブロックする

よくできていると思います。
しかしこれは体全体の免疫力が向上するというよりは皮膚の局所的なダメージを最小にするための機構と解釈した方が良いでしょう。

「免疫力をつけるために日光浴をしましょう」という結論には至りません。

しかしかつて、「日光浴をするとビタミンDができるから、できるだけ日光を浴びましょう」といわれた時代もあります。

真っ黒に焼けた子供が健康といわれた時代です。

「あるある大辞典」ではありませんが(あれはそもそも実験になっていませんでしたが)局所的な現象からむやみに大局的な結論に持っていかないように注意したいものです。

もしかしたら、「日光浴をすると皮膚がんができるからできるだけ日光に当たらないようにしましょう」という現在のトレンドも将来否定されるかもしれませんし。
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