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クレイグ・ベンターは女性?:ヒトゲノムは誰を解析したのか

Biotechnology Japanのメルマガ(2/19)に気になる記事を発見。

【セレラ・ゲノミクスのクレイグ・ベンター社長は女か?】

その記事によると;
今月ドラフト配列が決定したウマゲノムはメス。
現在解読が進んでいるイヌゲノムもメス。

なぜメスか?

それは、ショットガンシークエンスにおいては一度ばらしたゲノムをコンピューター上で再構成するので、X染色体を2つ持っているメスの方が解析が容易だから。


しかし、ヒトゲノムはどうか?
セレラ・ゲノミクスはヒトゲノム解析の対象としてクレイグ・ベンター社長のゲノムを使用したではないか。

あの競争に負けず嫌いの社長が、競争に負けるリスクを犯すとは思えない。
となると、ベンター社長は女性なのかも・・・?



という内容でした。

「ヒトゲノムで使用された人種は?」という議論はよく聞きますが、
性別に注目した事がなかったのでなかなか新鮮な視点でした。


でもまぁ、ベンター社長が女性ということはないでしょうね。
社長としての特権を行使しただけだと思います。
イヌゲノムも、「メス」という点よりも、「社長のペットのイヌ」という点に注目した方が妥当でしょう(→ソース)。

要するに会社を私物化したかった、
強権を発動したかった、
という男として典型的な行動を取ったものかと思われます。

そもそも、解析対象だった4人のうち誰か一人は男でないと、Y染色体が解析できないという問題が起こるので、別に「競争に負けるリスクを犯した」わけでもないと思われます。



このヒトゲノム計画、
会社・公的機関ともに、ヒトゲノム計画の解析対象になった人が誰なのかは「絶対に非公開」ということになっています。

その人たちにインフォームドコンセントはしたのかが少し気になりました。

したのであれば、このネット社会でバレる可能性はないのでしょうか。
「実は私が」みたいな。
生きているうちは報酬と罰則が有効かもしれませんが、遺言に書いてあるかも。

インフォームドコンセントがなかったのならそれはそれで問題ですし。

現在世界中で3京個以上使われているHeLa細胞の宿主だったヘンリエッタ・ラックスさんの家族は、断りなしに細胞が使用されていることに激怒中とか。

(HeLa細胞が発見されたのは半世紀以上前、しかもヘンリエッタさんは黒人だったという事が、インフォームドコンセントがなかった理由を邪推させてしまいます)



科学自体の問題ではないとはいえ、性差、人種差によるゲノムの違いが社会でどのように利用され得るのかは科学者も考える価値があると思います。
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