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Googleの研究開発リーダーは脳科学者

Google の研究開発責任者は脳科学専攻だったんですね。
(Biotechnology Japan のメルマガを読んで知りました)

とても納得がいきます。

Googleはワールドワイド・ウェブを脳に見立てているのではないでしょうか。

世界中に10億台近くあるパソコンが互いにネットで結ばれている。
情報の中枢があるわけではなく、互いに相互作用している。

10億台という台数は脳神経の1000億から比べるとまだまだですが、
大脳新皮質だけなら140億程度。
一桁違うだけです。

しかも、水頭症の人は頭蓋骨の中が95%空洞でも知能が正常であることを考えると、
「知能」を持つために必要な最少の神経細胞数はもっと少ないと考えられます。
(水頭症患者の知能については Roger, “Is Your Brain Necessary?” p1223, Science, vol 210, 1980

コンピューターにしたって、パソコンそれ一台は
ニューロンっぽくはないわけで、その中のICチップなど
一つ一つをニューロンに見立てるなら桁がいくつか違ってきます。

加えて、NSA(米国国家安全保障局)などでは
コンピューターの数がそもそも「一台、二台」ではなく
「エーカー(4000平方メートル)」という面積単位で測られています[*]。
存在するコンピューターの規模自体が想像するより多いかもしれません。


数が問題ないなら、あとは構造の問題。

脳神経は「進化の結果、たまたま意思を持ってしまった」のに対して
ウェブは想像主から目的が与えられている点が異なります。

よって構造的にも脳神経とウェブは異なります。
(脳が自己組織化しているのに対して、ウェブは外部組織化されている)

それでもウェブがこれだけ巨大化・複雑化すると、
創造主の目的を逸脱して何かしだす日も来るかも、などと空想もできます。
アダムとイブが神に逆らったようなものでしょうか。

Googleは「この世に存在する全ての情報を検索可能にする」と言っていますが、
これはウェブという「脳」を教育している過程にたとえられます。
究極の「物知り博士」を育てているのでしょう。

人間の脳と異なることの一つは「忘れない」という点でしょうか。

知能の発達に遅れがある自閉症の人が驚異的な暗記力を持っていたり、
自閉症が緩和するにつれて暗記力が衰えたりする事例を知ると、
知能の維持には「忘れる」という能力が必要な気もしてきます。


なんて議論は今のところ科学的にはほとんど無意味とはわかっていますが。
息抜きに考える分には楽しいものです。



<補足>
[*]『すべては傍受されている』より。

数が多すぎると新たな単位ができることはよくある。
しかし通貨のデノミや、化学単位のmolなどは
本質的な次元が変化していないのに対し(デノミはお金、molは個数)
個数→面積 は次元が変化している例なのでおもしろい。

ちなみに、第二次大戦時にイタリアが北アフリカに攻めた際には
イギリスにボロ負けして膨大な数の捕虜が発生し、
イギリス軍は本国に捕虜の規模を「人数」ではなく「面積」で報告した。
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先日どこかで「Googleの技術開発のトップは脳科学を専攻していたらしい」というのを耳にしました。それだけでもちょっぴりうれしい気がしてしまう小市民的院生俺。というわけで探したら見つかる。 Googl

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