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【記事】ポスドクの85%「将来に不安」

今週の nature job より。

(1)大阪大学の調査によれば、ポスドクの60%が「これ以上ポスドクをやりたくない」と回答。
85%が「将来の職に不安を覚える」
としている。

(2)1990年代初頭、政府は大学院重点化を決行。
1996年には9,000人弱だった博士号授与は2001年には16,000人にまで増加した。

(3)日本の科学技術の予算は依然高く、2001年以降は毎年3兆円に上る。
それでも職探しは難しい。
毎年新たに空く研究職の数に対して、学士号の数が多すぎるのだ。

(4)博士号取得者に職を見つける支援をするだけではなく、政府は新たな職を作り出す努力をすべきだ。

(以上)


(1)ポスドクの85%が将来に不安を覚える、というデータについて。

残り15%は「将来に不安はない」のか、それとも「無回答」が大半なのかで見方が違ってくる。

おそらくポスドクに限らず多くの職において将来は不安なはずで、
それよりも将来に希望を持てる人がどれだけいるのかの方に注目したい。


(2)博士号、毎年16,000人 について

多すぎですやん。

白楽ロックビル著『博士号とる?とらない?徹底大検証!』には確か
「博士号取得者は毎年10,000人。研究者の新たなポストは毎年3,000人。毎年7,000人が路頭に迷う」
とか書いてあった覚えが。

今や毎年13,000人が路頭に迷っているのだろうか・・・。

ん?そういえば16,000人中13,000というのはおよそ81%
上記アンケートの85%と重なっているのではないだろうか。


(3) 科学予算3兆円 について

対GDP比では他先進国よりずっとショボいっす。

しかも3兆円と言ってもパチンコの市場規模の10分の1だからなぁ。
国民の科学に対する興味はパチンコの10分の1と言われると、確かにそれくらいかもしれないと思える。


(4) 新たな職を作る、について。

大賛成。
欲を言えば、職なんて政府が作らなくても博士側に企業精神があれば作れるはずとは思う。
そんな人は学生のうちから他のビジネスを興しているのだろうけど。

「職を作ってあげる」という姿勢も疑問が残る。
政府自身も、自分たちのために科学アドバイザーetcが必要なはず。
アメリカみたいに、パワーランチで科学アドバイザーが政治家に科学系の問題を概説する制度があれば、政治家も『よくわからんことは官僚に丸投げ』しなくてよくなると思う。
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